オンラインABDで使うWEB会議ツールはZoomが最強

オンラインでABD onABD

2020年から、アクティブ・ブック・ダイアローグ®(ABD)もオンラインで開催されることが多くなってきました。新型コロナウイルスの影響が非常に大きいですが、ABDの創始者である竹ノ内壮太郎さんは、早くからオンラインABD(=onABDと表記されています)の開発に着手されていました。それから多くの主催者が試行錯誤で独自の方法を展開していますが、使用しているオンライン会議はZoomがほとんどです。

ブレークアウトセッション(グループ機能)が超便利!

Zoom最大の特徴と言ってもいいのが、「ブレイクアウトセッション」です。ABDに限らず、多くのオンラインによるセミナーや勉強会で活用されています。

アクティブ・ブック・ダイアローグ®の「ダイアローグ」は、ワールドカフェのような小グループでの対話が推奨されています。オンラインABDでも小グループにしたいと思ったら、現状はZoomしか選択肢がありません。

ブレイクアウトセッションでは、ファシリテーターが各ルームに移動することも容易です。それぞれでどんなことが話されているかをリアルと同じように聞いて回ることも可能です。

オンライン会議に特化している

オンラインで会議を行えるサービスは複数ありますが、Zoomはそれに特化しているのががポイントです。

もちろんウェビナーツールはたくさんあり、それぞれのメリットやデメリットはあるのですが、ABDをやるうえで余計な機能が多いです。ベースをZoomにしつつ、コサマライズやリレープレゼンの方法は別のツールを使うなどしたほうがよいです。

画面共有を使いこなそう!

WEB会議ツールの多くは画面共有があるので、Zoomだから素晴らしいということは特にはないです(^^;

ですが、ブレイクアウトセッションでも画面共有ができますし、ホワイトボードという自由に書き込める機能があるので、ダイアローグでも十分に活用ができます。

URLの招待だけで参加可能

Zoomは、会議への参加にアカウントが必要ありません。主催者がミーティングルームを作成し、発行されたURLをクリックするだけで参加することができます。

Zoomとよく比較されるのはSkypeですが、Skypeは全員がアカウントをあらかじめ作成していないと参加ができないのが難点です。

※Skypeもアカウント不要の「Meet Now」という機能をロンチしたようです。

Skype、アカウントもアプリも不要の無料Web会議サービス「Meet Now」を提供開始
新型コロナのパンデミックでWeb会議サービスの需要が急増する中、MicrosoftのSkypeがアカウントもアプリのダウンロードも不要の無料サービス「Meet Now」の提供を開始した。Webページのボタンをクリックすると一意のURLが生成され、EdgeかChromeでそれを開けば会議を開催できる。

脆弱性を指摘、セキュリティに不安?

実際に重大な脆弱性があったのは事実です。記事はたくさんありますので、ご参照ください。見知らぬ人が会議室に参加して荒らすということが実際に発生していますし、WEBカメラやマイクをハッキングするといった重大な問題が見つかりました。

Zoomは月間1000万人のユーザーから2億人になるという急激なユーザー増で、多くの人に影響があったと想定されます。

利用者が爆増「Zoom」を使うと何が危ないのか
新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるう中、在宅勤務やオンライン学習などで急速にユーザー数を爆発的に伸ばし、株価がうなぎ登りになっていたオンライン会議システムのZoom(ズーム)。昨年12月は1000万ユーザ…

ですが、Zoomはこの脆弱性の問題に恐ろしいほどの速さで対応しました。現在のバージョンで気を付けることは、「パスワード」のみかと思います。現在Zoomはパスワード設定がデフォルトになっていますが、パスワード付きのURLも発行されます。こちらを広く公開してしまうとURLを知っている人すべてがアクセス可能なので取り扱いには注意しましょう。

●Zoomを使用する際の注意まとめ
1.最新バージョンになっているかを確認
2.パスワード付きのURLを広く公開しない
3.パスワードは参加者だけに連絡する

上記は、Zoomに限った話ではないです。最新のバージョンにアップデートすることを心がけてください!

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